2006/03 【鵜来島】 釣行記

担当:中司@釣吉さん

2005年の夏、シマノからデビューしたマグネシウムボディの 05テクニウム

現在市販しているレバー付きリールの中では、一番軽いと思われる215gと言う驚異的な軽さ!

メカフェチの私がこのリールを見逃す訳が無いっ ・・・ 何?¥75000? 先立つ物が無い! (あるハズが無い ^^)

ほしいと願うコト5ヶ月・・ その日はやって来た。

ほしいと願うコト5ヶ月・・ その日はやって来た。

ふらりと立ち寄った南国市の、タ○イセンターさんと、ホー○ランさんに購入資金をいただき

即、インターネットオークションにて新古品をGET!、ついでに中古の軽~いロッドもGET。 ロッド+リール=370g

このタックルは先月の柏島でデビューしており、「軽いは最大のアイテム」と言うことを今頃身をもって知ることになる、

前のタックルより持ち重りが約半分になり、納竿まで釣りに集中することが出来るようになってしまった。

このアイテムを元に、「沖の島周辺でグレを一匹も釣ったコト無い」 と言う㌧でもないジンクスを打ち破るべく  いざ!鵜島へ!

PM11:30
クラブ員である島さんの会社に、Sグループ集まる。
みなさん、とても鼻息が荒い! 気合が入っているようだ。

私も「沖の島周辺は苦手です~」とかなんとか言いながら内心、「今日こそは」と思い車を西へ走らせる。

途中、助手席に座っている専務(高田さん)をチラッと見ると、
100mダッシュ直後のような息使いで、魚肉ソーセージにかぶり付きながらワンカップの梅酒をまきながら飲んでいる。

専務 「おお~のぅ、手がびちゃびちゃするでよぅ~」
私   「・・・・・  」

時折、この人はホントに私の上司なのだろうか?? と、疑う時がある。 (^^)

AM4:00
片島港にて、職場の同僚の町田君と落ち合う。
ゲストである彼とペアを組む為くじ引きは無く、一番最後に磯上がりだ。

今日は、他のクラブの方と合同釣行(約20人)+県連の釣り大会+その検寸係り、ということなので忙しい一日となりそう。

AM6:15
磯上がりが始まるが、船頭さんいわく海の様子が怪しいので、(即、撤収出来るように)とのコト。
「うそ~」と言いつつ、コレも経験だと開き直る。

船頭さん 「3人構えて」

私と町田君と~岡谷さんだ、 ラッキー。

この方は、高知釣り吉クラブの創設者であり、前会長、現相談役でもあり、なによりっ!
今のあまり釣れない時期にめっぽう強い人である。
タフな条件の中、どうやってグレを引っ張り出すかをしっかりと見るコトが出来そうだ。

3人では少し窮屈な磯に上がる、 (ワレ) と言う名前らしい。

モタモタと構えていると、2人はもうすでに左右で仕掛けを流している  「早っ」 自分はまだ竿も出していない状態。
岡谷さんは、水面から7~8m上の岩影にへばり付いて竿を振っている。 窮屈そう・・・

私 「そこはしんどいでしょう こちらと変わりませんか?」

ニコニコしながら岡谷さん 「ここで いいよっ」

あんな所がポイントなのか?それとも私たちに釣り易い場所を譲ってくれたのだろうか?
そのうち分かってくるだろうと思い、仕掛けを流し始める。

2006岡谷ウキ・プロトタイプのB オモリB+8G ハリス1.75号 ハリはちぬ用1号 タナは2.8ヒロ
この仕掛けで潜り潮を探すが、一向に見当たらない。

「見っけ」 正面のすこし沖の方にあった、すかさず糸フケを巻き取り すぐにベールオープン
道糸に軽くテンションをかけながら送り出す、ウキがいい感じでシモってゆく。 (アタリではない)

1mほどシモった、そろそろ来るぞ! スウ~っとウキが消えたと同時に道糸が走り出す!
キタ~ッ ・・・ ありゃ?

墨つぼから出てきたような真っ黒いスズメダイさんが、ハリをくわえていた。
「ハリが食われて無くなってる~」と 岡谷さんが叫んでる
「エサ取りがようけおるねぇ」と 町田君が言う。

あちゃ~ 前回来た時(11月にドンタクにて、エサ取りの猛攻撃に遭う)と同じじゃん
まてよ、海の中は同じでも自分が違う?ハズ  そう信じて仕掛けを流す。

ふと町田君を見ると、(^^)っている 「んっ?」竿が曲がっている、糸をたどって見ると 「うわっ!」
35cmぐらいのグレが浮いているではないか! 慌ててすくってあげる。
彼は一つ年上だが、磯暦は私よりずい分長い、(10年位らしい) さすがである。

AM8:30
(ヤル気のあるグレはいる!) そう確信して早くも2時間・・・相変わらずエサ取りばかりしか顔を出さない。
どうすればいいのか真剣に考えはじめる。

風は強くなり ウネリは少々 潮も少し早くなった、雨も降り出す始末 どうすればいい?
分からない時は人の釣りを見るのが一番いい

町田君は現状維持らしい、岡谷さんは~ ワイン飲んでる  余っ余裕だっ (汗っ)

とりあえず仕掛けを重くしてみる。
道糸をサスペンドに変え、ウキを2B、さらに5Gをハリスに2個打つ、前の仕掛けより5mほど手前でウキがシモり始める。

いい感じ  かな?
案の定、阪神タイガースみたいな模様をした魚が釣れる、次にキタマクラ、   もぅ どーでもいいや

半分ヤケ気味に仕掛けを流していると50cmほどシモった所で又ウキが入る、 しかしっ!
先ほどとは明らかに違うアタリだ、ウキ止めがズレそうな勢いで入っていった。

手ごたえも十分 一瞬外れたかのように軽くなったかと思えば、強烈な突っ込みを始める グレだ!間違いない!!
オーバーハングに入り込もうとするが、そうはさせない。

自分で記念すべきグレをすくう、シゲシゲと眺めると  「アレッ 尾長じゃん」
グレと呼べるサイズ(自分の中では25UP)の尾長は生まれて初めて釣った!

魚は小さいが、頭のネジが緩んだかのように喜ぶ  「よしっ」 ネジを締めなおしてもう一枚。

AM11:30
締めすぎてネジ山がパーになったらしい・・・ (^^)
カワハギを一枚追加しただけで、後が来ない。 風も一段と強くなり、エサ取りさえいなくなった。

岡谷さん 「干潮かよ~」
私    「そのようですね」

岡谷さんが上から下りて来て、私のすぐ後ろで お弁当を食べながらレクチャーをしてくれる。
少し緊張したが何とも心強い、マキエの打ち方、仕掛けの流し方、
今日の潮の動き、本日の時合い、さながらヘリサートコイル挿入だ!(ネジ再生部品)

PM12:00
ふと見ると、ウキが何処に行ったか分からない ベールオープンのスプールにそえている中指には
魚のアタリは伝わって来ていない。

岡谷さん 「アタリがあっても、道糸を見ていれば早く対応出来るよ」

その言葉の約30秒後、道糸がビュンと走る!  キターッ
おもわず二人で大笑い、さっきのグレより引きは強いが本命では無さそうだ。

どーせサンノジだろうと思いきや、 「アッ」 シマアジじゃん 岡谷さんにタモ入れしてもらい GET!
嫁さんと子供たちの喜ぶ顔が目に浮かぶ。

「よ~し」 と、岡谷さんが軽い足取りで釣り場に戻っていった、 時合いは来たようだ。

AM12:20
私たちを下ろした渡船がゆっくりと近寄ってくる、イヤ~な予感的中。 撤収だ、しぶしぶ船に乗る。

皆に話を聞く所によると今日は、風が強すぎて釣りにならなかったそうだ。
そういえば始終、渡船が行き来していたような・・ 中には3回も磯変わりした組もいたらしい。

PM1:30
喫茶めじなの駐車場にて、検寸台が無造作に置かれている。 なんだか近寄りがたい雰囲気・・・
おそるおそる魚を測ってみると、検寸ギリギリサイズ。 (30cm以上)
他に釣っている人は? いっ いないの??  と、いうことは!

帰りの車中にて今日を反省する
複雑な気持ち、魚はすごく(ちっちゃい)が一応優勝とゆうことでして・・・
やはり、高い釣り道具は 勝手に魚が釣れるらしい?
それより 沖ノ島周辺で、それも尾長を釣ったとゆうコトがとても嬉しい おそらく一生忘れるコトはないだろう。

専務 「あんな こんまい(小さい) がで優勝かや~ 俺やったら辞退するよぅ」

私   「嘘ばっかり~ もし専務が釣っちょったら(俺だけ釣った)ゆうて天狗の鼻がのびて地球一周しちゅうき」  (^^)

   竿    シマノ 鱗海スペシャル 1.5-530
   リール  シマノ 05BB-X テクニウムMg 2500
   道糸  フロートラインの2.5号
   ハリス  ザイト 1.75号
   ウキ   2005 オフィシャルウキ 2B
   ハリ   ひねくれチヌ ストレート 1号
   マキエ  ボイル6K
   サシエ  ボイル

天気 水温 気温 渡船
曇りから雨 強風 ?? ??℃ ??℃ 宮本渡船

釣行写真 撮影:伊予田&中司@釣吉さん

釣果写真 撮影:名無し@釣吉さん

グレの部の今回のポイント

順位 場所 寸法(mm) 釣吉さん コメント
ワレ 31.7cm 中司 銜えタバコで態度特大L寸!(笑
(該当者なし)
(該当者なし)
(該当者なし)
(該当者なし)

他魚の部の今回のポイント

順位 場所 寸法(mm) 釣吉さん 魚種 コメント
(該当者なし)
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(該当者なし)